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「社会の子ども」とは:

SmartNews ATLAS Programが贈る、"社会と子どもについて考える"ための映画鑑賞会+トークショーです(全3回)


私たちは「子どもが平等に夢見れる社会を残そう」というコンセプトを掲げて、「SmartNews ATLAS Program 2」という社会貢献プログラムを運営しています。

今回、より多くの人たちとともに、この社会と子どもの様々な関係性を考える機会をつくりたいと考え、「社会の子ども」というタイトルで、映画の鑑賞会やトークショーをいくつか企画することにしました。

「社会の子ども」という言葉には、一人一人の子どものより良い未来のために、親だけではなく、社会全体でできることはなんだろう、ということを考えてみたいという思いを込めました。

3回の映画鑑賞会とトークショーが参加くださる皆さまにとって、この社会と子どもについて考える一つのきっかけになれたらと願っています。

EVENTS

Vol.1 "子どもと地域について考える" / 映画『さとにきたらええやん』鑑賞会&トークショー / ゲスト:湯浅誠さん(社会活動家/法政大学教授)+徳谷柿次郎さん(ジモコロ編集長)+小澤いぶきさん(PIECES)+藤田順子さん(フローレンス)/ 司会:望月優大(スマートニュース)/ 12月15日(木)

Vol.2 "子どもと性について考える" / 「子どもに誰が・いつ・どう性を教えるか」トークショー / ゲスト : 藤見里紗さん (マドレボニータ) x 坂爪真吾さん (ホワイトハンズ) x 紫原明子さん (エッセイスト) / 司会:松岡宗嗣 ( スマートニュース)  / 1月13日(金) 

Vol.3 "子どもと学校について考える" / 映画「みんなの学校」鑑賞会&トークショー / ゲスト:真鍋俊永さん(「みんなの学校」監督)/司会:望月優大(スマートニュース)/  2月17(金)

SmartNews ATLAS Program 2 とは

SmartNews ATLAS ProgramはSmartNewsの社会貢献プログラムです。今回が第2期となるSmartNews ATLAS Program 2では、「子どもが平等に夢見れる社会を残そう」というコンセプトを掲げ、いまと未来の子どもたちのために活動する2つの非営利団体「認定NPO法人フローレンス(赤ちゃん縁組事業)」「NPO法人PIECES(コミュニティユースワーカー育成事業)」に対して、それぞれ1000万円分の広告枠を無償で提供しています。2つの団体・事業について選定理由をこちらに掲載しますのでぜひ読んでみていただけると嬉しいです。

フローレンスの赤ちゃん縁組事業は、望まない妊娠、子どもの虐待、社会的養護、不妊、新しい家族のあり方など、子どもをめぐる様々なテーマの結節点にあるような事業です。日本には「特別養子縁組」という制度があり、0-6歳児の縁組が毎年数百件ほど成立していますが、他国に比べてその数も社会的認知もまだまだというのが実情です。そんな現状を前提としたうえで、子どもを中心に私たちの社会や家族のあり方を再考する、血縁関係だけにとらわれずに「社会全体で子どもを育てていく」ことを具体的に考える、今回の支援をきっかけとして人々のうちにそのような問いや思考が広がることを期待して、選定しました。

近年、家族や地域、企業を中心に機能してきた社会的紐帯の弱体化が指摘されることが多くなりました。しかし、実際にその紐帯を新しく作り直す具体的な方法論については、様々な人たちが模索しながらも決定的な方向性が見出せているとは言えません。PIECESのコミュニティユースワーカー(CYW)育成事業は、児童精神科医やソーシャルワーカーなど専門的な知見を持ったコアメンバーが普通の市民をCYWとして育成し、脆弱な状態にある子どもたちと社会の関係をつなぎ直していくことを目的としています。社会的紐帯の再構築に対して市民だからこそできることを模索していることに強く共感し、選定しました。